「2010年 9月27日 7:20」


母が旅立って逝った日時です。


ドラマのような、美しい逝き方でした。

昏睡状態の中、ひとすじの涙をながし最後に微笑み、

眠るように逝きました。


その瞬間に居合わせたことは幸運だと感じています。

他の家族は間に合わず、自分だけその場にいることができました。


医師も看護師もいない、個室で最後の時間を共有することができました。


その数時間前、昔の思い出を覚えているだけ母に話しました。

幼稚園、小学校、中学校、高校、大学、社会人、友人のこと、

家族のこと、これからのこと…

じっくり聞いてくれているように感じ、朝まで夢中で話していました。


丸二日間寝ていなかったため、一通りのことを話したら眠りに落ちてしまいました…

何の予兆もなくふと目が覚めると、直後その瞬間になりました。


きっと、寝ていない自分を心配して、起きるまで待っていてくれたんだと

思っています。

最後まで、本当に素晴らしい誇れる母親でした。


以前まだ身体が動くときに、なぜ病気なのにそんなに忙しくしているか聞いてみると、

「病気になって、1日の大事さがわかったからだよ」と言っていました。

いつどうなるかわからないので、自分がやりたいことを精一杯やりたいとのことでした。


「今日も生涯の一日なり」


あらためて、母から教わりました。


あなたから教わった多くのことは、必ず自分の子供に伝えます。

本当にありがとう!

お疲れ様でした!

そしてこれからも見守っていて下さい。


1日の大事さをかみしめながら診断士の学習も再スタートです。

やりたいことを精一杯やらないとですhappy01